林産から最終加工まで。池川木材では一貫生産を行っています。

林産→製材→最終加工品まで一貫して自社で行っています。

日本の森林の半分近くを占める人工林。その多くが放置され木々の密生した暗い山となっています。
高知県は84%の森林面積を有しています。私たち池川木材工業有限会社は、中山間地域の自然と雇用を守り、社会に貢献する事を基本とし、その一つとして一貫した生産工程は、個々の商品の競争力を付け顧客に安心を提供し続けます。
林産から製材・加工までを自社で一貫して行うのは、同業メーカーの中では珍しいことなんです。
池川木材工業で生産される多種多様な木工製品は、『森里海連環学』に基づき自社林を整備する際に伐採する、間伐材を使用しております。
木工品を生産・販売する事により林業を持続し、森・里・川・海の環境を保全できると考えています。

1.林産(木材の伐採・搬出) 1.林産(木材の伐採・搬出)

当社所有の山林から木材を伐採・搬出します。自社林を整備する際に伐採した、間伐材を有効利用していくことで、森林環境保護に役立っております。

→間伐材についてはこちら

2.機械で丸太の樹皮をむく 2.機械で丸太の樹皮をむく

運ばれた丸太はベルトコンベアにのせられ、機械により樹皮を剥ぎ径ごとに選木します。

3.製材 3.製材

高性能製材機械によって板状に加工され、長さを調整してカットします。

4.乾燥施設で木材を乾燥 4.乾燥施設で木材を乾燥

最新のボイラー施設で木材を乾燥させることにより、安定した供給ができます。木質バイオマス・プラントで高品質の建材生産を実現しました。

当社の木質バイオマス・プラントはオーストリアのポリテクニック社製の機材を採用。最大出力は約1500KW(約1,290,000kcal/h)。1機当りの乾燥ボリュームは約50m3(素材ボリューム)。

高温水・中温乾燥により、繊維を痛めず色や香りを損なわない木材本来の良さが実感できます。

木の加工の際に出る木屑やバーク(樹皮)を燃料化!
木を加工すると木屑やバーク(樹皮)などが出ます。今までは"ただ燃やす"だけでした。しかし今からは違う!木材は捨てるところがない優良な再生可能資源です。もう"屑(クズ)"ではないんです。乾燥の熱源となり、残った木灰は土に返せば"土壌活性"として役立つ、利用効率の高い資源です。当社では自社山林から材料となる木材を調達→乾燥→製材・加工→卸販売に至るまで循環経営ができる日本でも数少ない木材企業です。木片の一つでも大切な資源と考え、森林保護と経営の最重要点として「バイオマス・プラント」を併設しました。今後日本の木材企業に「木質バイオマス」という言葉は、切っても切れないものになるのではないでしょうか。

木質バイオマス施設についてはこちら

5.プレナー加工 5.プレナー加工

乾燥させた木材をプレナー仕上げすることにより、見た目や肌触りが良くなります。

6.加工 6.加工

木材がすのこなどに加工されていきます。1つ1つ職人の手により丁寧に生産しています。

7.製品 7.製品
商品紹介ページはこちらショッピングサイトへ
製造時の副産物であるモルダーチップ・オガ屑からペレットを製造!

モルダーチップ(機械かんな屑)・オガ屑などを原料にするので、粉砕・乾燥の工程が不要で、比較的安価に灰分のすくないホワイトペレットが製造できます。



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